単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換のお願い

更新日:2024年04月05日

単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換が必要な理由

単独処理浄化槽はトイレから排出される汚水のみを処理する浄化槽で、その他の生活雑排水については処理がされません。生活雑排水も併せて処理している合併処理浄化槽と比較すると※BOD(生物化学的酸素要求量)の排出量が約8倍にもなります。そのため、水環境を守ることを目的として、平成12年に浄化槽法が改正され、単独処理浄化槽の新設は原則として禁止になり、既に設置されている単独処理浄化槽の使用者は合併処理浄化槽への転換等に努めるものとされています。

 

※BOD(生物化学的酸素要求量):水の汚れを微生物が分解するときに必要となる酸素の量のことで、BODの値が大きいほど、その水質が悪いことを表しています。単位はmg/L

単独処理浄化槽及び汲み取り便槽を使用している方へ

南会津町では、令和3年度末現在で単独処理浄化槽が約1,500基(約2,100人)、合併処理浄化槽が約1,300基(約2,600人)使用されており、単独処理浄化槽使用者が全体の約15%、汲み取り便槽使用者が約20%を占めています。単独処理浄化槽及び汲み取り便槽を使用している方は合併処理浄化槽への転換をお願いいたします。

もし、ご自宅の浄化槽の汚水処理方式が不明な場合は、浄化槽の点検・清掃を行っている保守点検業者か南会津町役場 環境水道課 下水道係の浄化槽担当までご確認をお願いいたします。

合併処理浄化槽設置費補助金について

南会津町では、合併処理浄化槽の新規設置、単独処理浄化槽や汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換される方に対し、設置費等の一部を補助しております。詳しくは下記のリンクからご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道課 環境衛生係

〒967-0004
福島県南会津郡南会津町田島字後原甲3531番地1

電話番号:0241-62-6140
ファックス:0241-62-6106

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