まちの産業
平成17年の産業別就業人口の構成比は、第1次産業が15.8%、第2次産業が31.5%、第3次産業人口が52.7%となっています。
平成2年と平成17年を比較すると、第1次産業就業者数は2,691人から1,584人と41.1%減少しています。
第2次産業就業者数は、平成2年をピークに減少傾向にあり、第3次産業就業者数は平成7年をピークに減少傾向にあります。
第1次産業就業者は、昭和35年の9,014人から年々減少し、平成17年には1,584人(15.8%)にまで減少しています。その多くは零細な兼業農林家ですが、トマトや花き、アスパラガス栽培などでは、生産規模の拡大を図るなど意欲的な担い手も多く見られます。
第2次産業就業者は、昭和55年まで年々増加し4,929人となりましたが、その後は年々減少傾向にあり平成17年には3,148人(31.5%)となっています。製造業は精密機械部品や光学ガラス加工品をはじめ、光ファイバー、通信機器部品、衣料、縫製業の進出企業が主ですが、長引く不況の影響から撤退する企業も見られ、就業の確保が非常に厳しい状況にあります。
第3次産業就業者は、年々増加傾向にあり、平成17年には5,277人(52.7%)と就業者の半数を占め、卸売小売業、飲食店従事者をはじめ各種サービス業従事者が多い状況にあります。特に、昭和51年に南郷スキー場、昭和55年にたかつえスキー場、昭和57年に台鞍山スキー場、平成元年に高畑スキー場が開設され、スキー場の周辺には、民宿、ペンション等が開業されるなど冬期間の雇用対策や地域経済の活性化に大きな役割を果たしてきました。
産業別就業人口の推移
区分 |
平成2年 |
平成2年 |
平成7年 |
平成7年 |
平成12年 |
平成12年 |
平成17年 |
平成17年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総数 |
12,645 |
-2.7 |
12,326 |
-2.5 |
11,080 |
-10.1 |
10,009 |
-9.4 |
第一次産業就業人口比率 |
2,690 |
-22.9 |
2,202 |
-18.1 |
1,666 |
-24.4 |
1,584 |
-2.8 |
第二次産業就業人口比率 |
4,890 |
1.9 |
4,589 |
-6.3 |
4,017 |
-12.5 |
3,148 |
-21.6 |
第三次産業就業人口比率 |
5,055 |
7.7 |
5,534 |
9.5 |
5,398 |
-2.5 |
5,277 |
-2.3 |
単位:人・% 資料:国勢調査
更新日:2021年04月01日