「南会津町と双日株式会社との持続可能な地域創造に関する連携協定」の締結について

更新日:2024年03月05日

福島県南会津郡南会津町(町長:渡部正義)と双日株式会社(以下「双日」)は、里山の間伐と植樹により、里山を保全して価値ある再生利用が可能な樹木を育成することで、近年の劇的な気象状況の変化に耐えうる安全な生活環境の確保と自然環境の保護及び持続可能な林業や地域経済の実現を推進することを目的に持続可能な地域創造に関する連携協定を締結しました。

 

1.協定締結の背景

南会津町は、町の総面積の約92%、81,000haを超える広大な森林面積を有し、昭和30年代には日本屈指の広葉樹材の生産地として栄えていた時期もありました。町は、「木の町みなみあいづ」の復権と、今も残るこの貴重な森林資源を活用した林産業による町の振興に取り組んでいます。

双日株式会社は、160年以上にわたり多くの国と地域の発展を、ビジネスという側面からサポートし、現在も国内外約400社の連結対象会社とともに、世界の様々な国と地域に事業を展開する総合商社として、幅広いビジネスを展開しています。当町においては、令和4年度よりクロモジの苗木の植栽を行っています。

今回の協定締結を機に、南会津町の森林資源と双日の持つ商品の販売ノウハウや販売網を結びつけ、次の連携事項を進めることによって、持続可能な地域の創造に取り組んでまいります。

2.連携事項

(1)持続可能な林業を展開・拡大していくための山林・土地の利活用、植林の種苗や技術的支援と価値ある製品とサービス化を推進すること。

(2)林業をとりまく産業や文化を再興させ、雇用の創出や企業の誘致を推進し、人が留まり・人が集まる町づくりを推進すること。

(3)その他、この協定の目的に資する事業及び南会津町の課題解決に向けた事業に関すること。

 

※協定調印式を挙行しました。

日 時:令和6年2月26日(月曜日)、午前11:00~

場 所:みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション「きとね」

署名人:渡部正義(南会津町長)

              金武達彦(双日株式会社執行役員・自動車本部長)

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「南会津町と双日株式会社との持続可能な地域創造に関する連携協定」協定書

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左:南会津町長 右:双日株式会社 自動車本部長

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町産材木製協定書ホルダー

この記事に関するお問い合わせ先

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福島県南会津郡南会津町田島字後原甲3531番地1

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