7月から下水道使用料を改定します

下水道は、公衆衛生の向上、生活環境の改善、河川等における水質の改善に大きな役割を果たしており、生活に欠かすことができないライフラインの一つとなっています。

下水道事業運営は、下水道使用者が使用量に応じて費用を負担する受益者負担が原則となりますが、近年の物価高騰の影響により、動力費や修繕費が増加傾向にあることから、現在の下水道使用料では賄いきれず、使用料収入の不足分を町の一般会計（税金）からの繰入金で補っている状況です。

これは、下水道を使用している皆さまと、使用できない地域の皆さまとの負担の公平性という観点からも、改善すべき状況にあります。

前回の使用料改定から9年が経過し、物価高騰などの社会経済情勢の変化に対応した使用料体系への変更が急務であることから、令和7年7月から使用料を引き上げることとしました。

今後も一層の経費削減、経営改善の取り組みを進めて参りますので、下水道事業へのご理解とご協力をお願いします。

・一般会計からの運営費補助の削減

・下水道使用料と合併処理浄化槽利用者の費用負担額の是正

（年間の費用負担額、約8,700円程度の差を是正）