認知症とは
認知症は脳の病気?
認知症は、さまざまな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが低下したりする脳の病気により、日常生活に継続して支障をきたしている状況です。この脳の病気は、誰にでも起こりうるものです。
認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などの種類があります。
おもな症状としては、記憶障害(もの忘れ)がありますが、老化によるもの忘れとは違い、記憶が丸ごと抜けてしまうため、本人には忘れたという自覚がありません。ほかにもいろいろな症状がありますが、生活環境や周囲の人の接し方により起こる症状もあるので、認知症の正しい理解が大切です。
早く気づくことが大切
認知症は、その原因によっては、早期に適切な対応をとることで、治療ができたり、進行を抑えることができたりする場合もあります。気になる変化があったときには、かかりつけの医師に相談し、必要な時は専門医を紹介してもらうといいでしょう。
認知症になっても
認知症の人やその家族が、悩みを抱え込まず、安心して暮らせる地域づくりを目指して、さまざまな取り組みがあります。
更新日:2021年04月01日